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京都の美味しいお店多目のページです。たまに愛しいニャンコ、好きな音楽や映画のお話も ^・・^v    私が死んだら鳥葬にしてほしい・・・。


by hanna1411
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電力会社に群がった原発文化人25人への論告求刑

 キャンディースのスーちゃんが亡くなり、松山ケンイチと小雪(さん)の結婚のニュースが舞い込んできた日、ワイドショーから、連日、多くの時間を費やしていた被災地のニュースは大幅にカットされていた。

 “視聴者が飽きれば、新しいより刺激的な話題にシフトすればいい”
 マスコミの常套手段である。

 でも、大切なことは忘れて去ってはいけない。
 痛みに慣れてしまってはいけない。
 だから書き続けなければ・・・。

 少し前の「週刊 金曜日」を手にされた方も多いかと思います。
 タイトルは『電力会社に群がった原発文化人の罪』でした。
 その記事のことをご自分のブログで取り上げてらっしゃる方がいらっしゃいました。
 『薔薇、または陽だまりの猫』というブログです。(←リンク先のブログ、読んでみてください)
 以下、上記ブログからの抜粋です。(緑文字部分)

 『東京電力をリーダーとする電気事業連合会(電事連)がいかに巨額のカネを使って世論を買い占めてきたか、そして、その手先となつてノーテンキなタレントや文化人が原発安全神話を鼓吹してきたか。それを糾弾するためはまず二つの事例を紹介する。

 一つはアントニオ猪木の青森県知事選挙応援事件である。
 猪木の秘書だった佐藤久美子の『議員秘書捨身の告白』(講談社)によれば、最初、原発一時凍結派の候補から150万円で来てほしいと頼まれた猪木はその候補の応援に行くつもりだったが、推進派のバックにいた電事連から1億円を提示され、あわてて150万円を返して、そちらに乗り換えたというのである。

 まさに札束で頬を叩くこうしたやり方は、高木仁三郎氏のような筋金入りの反対派にさえ試みられる。

 高木の『市民科学者として生きる』(岩波新書)に、ある原子力情報誌の編集長から、3億円を用意してもらったので、エネルギー政策の研究会を主宰してほしいと誘いがあったと書かれている。
』(~後略~)
 
電力会社に群がった原発文化人25人への論告求刑_f0209683_2541167.jpg


 過去の責任を問うだけの糾弾ではない。
 この期に及んでまだ原発を増やそうとしている浅はかな考えの輩が、これ以上、地球上に放射能をばらまかないようにするためなのだ。
 これが地球という母なる大地が、愚かな我々に与えてくれた“最期の警告”だということを、問題意識の薄い日本国民に認識してもらわなければならない。(ハナから、この小さい島国だけの問題ではなかった)
 そして、“最期の警告”を“最期のチャンス”に変えなければならないのだ。
 
 欲に目が眩んで、原発の危険性を知りもしないで「安全、安全~♪」と吹聴してきたポリシーのカケラも無い芸能人の方々、あなたがたもいい大人なのですから、少しは自分の言動に責任を持ち、これからは仕事は選びましょう。(苦笑)

 余談ですが・・・。
 私が、昔、「脱原発・反原発」の立場に居たとき、高木仁三郎氏にも何度かお目にかかったことがある。
 いつも穏やかで、誰にも等しく優しい方だった。そして、そんな穏やかなお人柄の中に、決して揺るぐことのない強い信念を持った方でもあった。
 2000年、大腸癌でこの世を去られる。
 清志郎然り、高木氏然り、生きていてほしい人が早くこの世を去ってしまう・・・。

by hanna1411 | 2011-04-29 15:39 | 詮無い想い