山荘 「京大和」
2010年 02月 15日
一つ前の記事の鳥居をくぐって右手に在ります、京料理の老舗「山荘 京大和」さんです。
以前、こちらの娘さんが、何故か私のブログを読んでらして、何度かコメントを頂いた記憶があり、“1度、お伺いしなければ・・・”と思っていたのですが、やっとお邪魔できました。(その娘さんは、今はアメリカにいらっしゃるそうなのですが・・・)
とにかく、広大な敷地です。
二階のお部屋に通して頂きました。
“京の都”といった風情を感じることができるお部屋からの眺め。
向こうに見えますのが、八坂の塔になります。
瓢箪を模した器に前菜がよそられています。
先ずはビールで乾杯。
お手拭には店名の刺繍が・・・。贅沢ですね。
前菜は・・・竹の子木の芽田楽、菜の花芥子白和え、穴子八幡巻、白魚寿司、一寸豆、海老、厚焼玉子串刺し。
椀盛は、白味噌仕立てです。
中身は、射込み堀川牛蒡、京人参、鶯菜、柚子。
お造りは、鯛重ね盛り、烏賊、あしらい・・・。
歴史のあるお店は、器も興味深いですね。
適度にきらびやかな器です。
中身は・・・?と言いますと、蒸し物。
甘藷と揚麩の峰岡寄せと雲丹湯葉豆腐・出汁ゼリー。
あ、日本酒も頂いています。(爆)
焼き物です。
サーモンの菜種焼、ふきのとう香煎揚、黒豆松葉刺し。
鼈(すっぽん)の玉〆です。
焼餅、焼葱と共に・・・。
生姜の風味が効いていました。
御飯は、豆御飯、赤出汁、香の物。
普段、思い出さないと、家では赤出汁は飲まないのですが、たまにお店で出てくる赤味噌を使った椀ものは、美味しいですね。
水物は、苺とオレンジセリーです。
昔ながらの京料理屋さんでは、果物がそのまま出てくることも多いのですが、こんな風に少し手が加えてあるのはうれしいですね。
基本、和食の後に、焼き菓子などはあまり希望しない、女子らしくない私なのですが(笑)、ゼリー・アイス系統は大好き。
和食の後のデザートは、こんな感じがベストです。
ステキなお部屋でゆっくり食事をさせていただきました。
ご馳走さまぁ~。
お食事を済ませてから、見学させていただきました。
特別保護建築物の「送陽亭」です。
こちらが西本願寺の別荘であった頃(江戸時代)、茶席として使われていたそうです。
築360年で、ほとんど手を加えず、創建当時の趣を今に伝えています。
このお部屋で、文久三年に、桂小五郎、市半平太、久坂玄瑞、井上肇らが集結し、倒幕の密談を行い、その結果、「明治維新」となったそうです。
ここからお部屋を眺めていますと、なにやらそんな人たちがお座敷に座っているような気がしてきます。
その時代、ここからの眺めはどんな風だったのでしょう・・・?叶うはずもありませんが、自分の目で見てみたい気がします。
以前、こちらの娘さんが、何故か私のブログを読んでらして、何度かコメントを頂いた記憶があり、“1度、お伺いしなければ・・・”と思っていたのですが、やっとお邪魔できました。(その娘さんは、今はアメリカにいらっしゃるそうなのですが・・・)
とにかく、広大な敷地です。
二階のお部屋に通して頂きました。
“京の都”といった風情を感じることができるお部屋からの眺め。
向こうに見えますのが、八坂の塔になります。
瓢箪を模した器に前菜がよそられています。
先ずはビールで乾杯。
お手拭には店名の刺繍が・・・。贅沢ですね。
前菜は・・・竹の子木の芽田楽、菜の花芥子白和え、穴子八幡巻、白魚寿司、一寸豆、海老、厚焼玉子串刺し。
椀盛は、白味噌仕立てです。
中身は、射込み堀川牛蒡、京人参、鶯菜、柚子。
お造りは、鯛重ね盛り、烏賊、あしらい・・・。
歴史のあるお店は、器も興味深いですね。
適度にきらびやかな器です。
中身は・・・?と言いますと、蒸し物。
甘藷と揚麩の峰岡寄せと雲丹湯葉豆腐・出汁ゼリー。
あ、日本酒も頂いています。(爆)
焼き物です。
サーモンの菜種焼、ふきのとう香煎揚、黒豆松葉刺し。
鼈(すっぽん)の玉〆です。
焼餅、焼葱と共に・・・。
生姜の風味が効いていました。
御飯は、豆御飯、赤出汁、香の物。
普段、思い出さないと、家では赤出汁は飲まないのですが、たまにお店で出てくる赤味噌を使った椀ものは、美味しいですね。
水物は、苺とオレンジセリーです。
昔ながらの京料理屋さんでは、果物がそのまま出てくることも多いのですが、こんな風に少し手が加えてあるのはうれしいですね。
基本、和食の後に、焼き菓子などはあまり希望しない、女子らしくない私なのですが(笑)、ゼリー・アイス系統は大好き。
和食の後のデザートは、こんな感じがベストです。
ステキなお部屋でゆっくり食事をさせていただきました。
ご馳走さまぁ~。
お食事を済ませてから、見学させていただきました。
特別保護建築物の「送陽亭」です。
こちらが西本願寺の別荘であった頃(江戸時代)、茶席として使われていたそうです。
築360年で、ほとんど手を加えず、創建当時の趣を今に伝えています。
このお部屋で、文久三年に、桂小五郎、市半平太、久坂玄瑞、井上肇らが集結し、倒幕の密談を行い、その結果、「明治維新」となったそうです。
ここからお部屋を眺めていますと、なにやらそんな人たちがお座敷に座っているような気がしてきます。
その時代、ここからの眺めはどんな風だったのでしょう・・・?叶うはずもありませんが、自分の目で見てみたい気がします。
by hanna1411
| 2010-02-15 01:52
| 京都のお店(和食編)