蛍の光・・・
2011年 06月 18日
母が生きている頃、毎年、今の時節になると、琵琶湖の北の方に位置する山東町の天の川に蛍を観に行った。
私の家から車で2時間半ほどかかる場所だ。
蛍は遅がけの時間の方がたくさん観られることが多い。
夜、暗くなってから2時間半も車を走らせることは、かなり億劫だったけど、助手席に母が居てくれたら、何も苦にならなかった。
晩年、車椅子の生活になった母に、“きれいな蛍を見せてやりたい”その一心だった。
だから母が居なくなってからというもの、ひとりでそんなところまで車を走らせる気力など、完全に失せてしまっているのです。
先日、奈良まで高速道路を乗り継いでチャリちゃん(保護したニャンコ ^・・^)を連れて行ったことも同様だけど、“愛”が無ければ、何か行動を起こすパワーなど生まれてはこないのだ。
だが幸せなことに、毎日のように通る最寄駅の近くで、毎年、蛍を観ることができる。
でも、そこは自然あふるる場所ではなく、意外にも下の写真のような生活道路の側。
この左手に川が流れていて、どうやらそこで生まれているらしい・・・。
夏になると、家の中に入ってきた虫を保護(捕まえて外に出してあげる)することが多い私なのですが、この夜は、上の写真の道路で何やら緑の光を発する小さな物体を発見!
川から飛んできて疲れたのか、アスファルトに着地し、そこで光を放っている蛍です。
手で捕まえようとすると、誤ってつぶしたり、傷つけたりしてしまう恐れがあるので、カバンの中に入っていた手帳を1枚破って、その上にそっと移動させて、捕まえます。
少々、時間を要するので、車が近づいてくると怖いのですが、蛍は簡単に轢かれてつぶされてしまいますが、人間である私は大きいから、止まってくれるから大丈夫なのです。
保護に成功した蛍をそっと手で覆って、川の傍の緑の木のところへゆっくり移動・・・。
そこには仲間の蛍がポッポときれいな緑の光を放っていました。
短い命、まっとうしてね。
私の家から車で2時間半ほどかかる場所だ。
蛍は遅がけの時間の方がたくさん観られることが多い。
夜、暗くなってから2時間半も車を走らせることは、かなり億劫だったけど、助手席に母が居てくれたら、何も苦にならなかった。
晩年、車椅子の生活になった母に、“きれいな蛍を見せてやりたい”その一心だった。
だから母が居なくなってからというもの、ひとりでそんなところまで車を走らせる気力など、完全に失せてしまっているのです。
先日、奈良まで高速道路を乗り継いでチャリちゃん(保護したニャンコ ^・・^)を連れて行ったことも同様だけど、“愛”が無ければ、何か行動を起こすパワーなど生まれてはこないのだ。
だが幸せなことに、毎日のように通る最寄駅の近くで、毎年、蛍を観ることができる。
でも、そこは自然あふるる場所ではなく、意外にも下の写真のような生活道路の側。
この左手に川が流れていて、どうやらそこで生まれているらしい・・・。
夏になると、家の中に入ってきた虫を保護(捕まえて外に出してあげる)することが多い私なのですが、この夜は、上の写真の道路で何やら緑の光を発する小さな物体を発見!
川から飛んできて疲れたのか、アスファルトに着地し、そこで光を放っている蛍です。
手で捕まえようとすると、誤ってつぶしたり、傷つけたりしてしまう恐れがあるので、カバンの中に入っていた手帳を1枚破って、その上にそっと移動させて、捕まえます。
少々、時間を要するので、車が近づいてくると怖いのですが、蛍は簡単に轢かれてつぶされてしまいますが、人間である私は大きいから、止まってくれるから大丈夫なのです。
保護に成功した蛍をそっと手で覆って、川の傍の緑の木のところへゆっくり移動・・・。
そこには仲間の蛍がポッポときれいな緑の光を放っていました。
短い命、まっとうしてね。
by hanna1411
| 2011-06-18 03:09
| 我が愛しきものたち